嵐山線の最近のブログ記事

花伝抄宿泊記

2011年10月15日に阪急嵐山駅前にグランドオープン 花伝抄
梅田から阪急電車で約47分 三宮から約78分
嵐山駅の改札口から見えているほどわかりやすく、アクセスもよいですから
遠方の方・京都が初めての方にもおすすめです。

kadensyo2

一汁五菜の会席料理に加えて おばんさいとあげたてのてんぷら食べ放題の夕食
京のおばんざいがビュッフェスタイルでいただける朝食
10種類の枕から貸出・浴衣の貸出
大湯屋や露天風呂に加えて5種類の貸切風呂・お夜食や湯上りのアイスキャンディーのサービス・豊富にそろった京都関連の本が読める読み処を備えたサービス満点のホテルです。

kadensyo3

kadensyoheya1

kadensyoheya2

玄関で靴を脱いで、畳敷きのエレベーターや廊下 お部屋も素足で過ごすというのもなんだか新鮮でくつろげます。

kadensyoheya4

「花伝抄」という屋号は世阿弥の花伝書にある「秘すれば花なり」という思いを込めてつけられたそうです。
「舞台は花伝抄・お客様は観客・仕手演者はスタッフの皆様」をコンセプトに
「京都に来たというトリップ感」を細やかなところにまで演出されています。
館内サインには「能楽の音・演奏を託す」ということで鼓をモチーフにしています。

kyotokufu4

宿のお楽しみ 食事が充実

朝食のみのプランもありますが、夕食・朝食付プランおすすめです。
旬と素材を大切にした京料理を個室感覚のスペースでゆっくりとお楽しみください。

kadensyoyusyoku11

お庭を眺めながらのカウンター席もいいですよ?

kadensyoasa1

各テーブルごとに備えた蒸気の出ない炊飯器で
到着時間にあわせて炊きあげます。
近江米の炊きたてご飯がおいしいのです?♪

kadensyoyusyoku4

追加料金がほとんどかかりません。

宿に泊ると、夜中に小腹が空いてルームサービスを頼んだり、お風呂に入ったあとでアイスやジュースを買ったり、ちょこちょこ追加出費があるもの。
お部屋内備え付けのドリンク、というのもなく、廊下に自動販売機があります(定価販売)ホテルのお隣にはコンビニもあります。
冷蔵庫にはサービスのミネラルドリンク入りです。

花伝抄では、夕食時のフリードリンクの他、以下のサービスが無料です。

いい気分(温泉)5種類の趣異なる貸切のお風呂が利用できます。
泉質は弱アルカリ性の単純温泉
神経痛、筋肉痛等に効能があり、美肌効果も期待できるそうです。
大湯屋内の石風呂は天然嵐山温泉。こちらもお楽しみください。
お風呂上がりのアイスキャンディーのサービスもあります。

kadensyoofuro2

お風呂の鍵と連携して、こうして空室状況を知らせてくれますので、予約手続きの必要はありません。
お願いしなければならなければ、全部のお風呂に入りたくても遠慮してしまいますものね。

kadensyoofuro1

雨の中の露天風呂もまたオツなもの。

kadensyoofuro

侘び寂びを感じることのできるお庭を眺められる「桂茶屋」でのお夜食。
醤油ベースのあっさりラーメン「夜鳴きそば」やデザートがいただけます。

kadensyoyasyoku1

浴衣の貸出 男性の浴衣姿も素敵ですね。
ペアで借りておられる方もたくさんいらっしゃいましたよ。

kadensyoyukata

枕の貸出 枕が変わると眠れないという方のために、10種類の枕をご用意。
大きさ・高さ・素材(体を温める働きのある炭など)・硬さ(低反発・トルマリン入り)・香り(お茶やヒノキやラベンダー)などさまざまなバリエーションがありますので、御自宅で使っておられる枕に近いものを選ぶことができます。
抱き枕まであるんですよ?
貴族が使っていたイメージの枕のディスプレイもおもしろいです。

kadensyomakura

有料のものはお土産のほか(笑)
駐車場料金
夕食時のフリードリンク指定外のお飲み物 
嵯峨野で獲れた竹を使ったバンブー施術や日本古来の椿湯アロマなどが受けられる アロマ「夢の季」
手揉み処「和月」
ライトアップされた庭を眺めるバー 思い出小路「一酔」のご利用といったところでしょうか。

kadensyobar

お客様のプライベートな時間を大切に
おひとりさまでもホテルステイメインで過ごしたい方にも心配り

チェックイン時の説明は最小限に お部屋にお話仕立てで書かれてたホテルについての小冊子が置かれています。

読み処「花伝」には京都に関する書籍が揃います。
観光ガイドブックから 伝統工芸・建築・文化などを紹介する自分ではなかなかそろえられない専門的な本や英語で京都を説明する本まで。
旅先でも本を読みたくなるのですが、どうしても荷物が重くなってしまうので個人的にもとても嬉しいサービスでした。

kadensyoyomidokoro

お土産小路「風花」はお土産やさんというより京都名品のセレクトショップといった感じです。

kadensyomiyage

徒歩5分ほどで嵐山の早朝の風景が見られるのも特典です。

kadensyoasa3.jpg

kadensyoasa4.jpg

嵐山駅


arashiyamaevent1

arashiyama8

arashiyamaekikanban1.jpg

arashiyamanoeki1.jpg

駅前の案内板
arashiyama1

arashiyamaevent4

arashiya3arashiyama4

嵐山駅のLED照明の説明&過去の嵐山駅の写真コーナー

arashiya2

arashiyama5

arashiyama6

arashiyama7

arashiyama9

arashiyama10

駅前広場の北側には京都バスの停留所が誕生しました。

arashiyamaevent9.jpg


嵐山温泉駅の足湯(嵐山)

嵐電 嵐山駅構内にあります。

かかり湯をしてからお入りください。更衣室もあります。

arashiyamaashiyuA

arashiyamaekinoashiyu2

arashiyamaekinoashiyu3

arashiyamaekinoashiyu5

営業時間
9時-20時(受付は19時45分まで)年中無休
駅の足湯ご利用:お一人様150円(オリジナルタオル付)
利用券発売所:嵐山駅インフォメーション・嵐山駅窓口

arashiyamaekinoashiyu4

嵐電 嵐山駅の南の道(画像)を入ったところに駐輪場があります。

hannarichurin.jpg

愛宕念仏寺・あだしの念仏寺(嵐山)

土日祝のみ運行のシャトルバスにて愛宕念仏寺へ。
路線バスでは 京都バス 清滝行き 62・72で愛宕寺前下車です。
嵐山駅から 徒歩で90分くらいでしょうか。

稱徳天皇により山城国愛宕郡に愛宕寺として創建されました。平安時代初期に鴨川の洪水で堂宇を流失。天台宗の千観内供が再興しました。千観が念仏を唱えて絶えることがなかったため、愛宕念仏寺と称するようになりました。
1922年現在地に移築され、京都一の荒れ寺と言われていましたが、現在の御住職のお父様にあたる西村公朝氏が、1955年に天台宗本山から住職を命じられました。

江戸中期の仁王門。
鎌倉初期に建てられたものとしては、京都市内で最も古くすぐれたものであることから、京都市指定文化財になっている仁王像が祭られています。

otagi1

一般参拝者の手によって彫られた、表情豊かな「石像千二百羅漢」で有名です。
仁王門が1950年の台風で大きなダメージを受け、1981年に解体復元修理を行った際に、寺門興隆を祈念して境内を羅漢の石像で充満させたいと発願したのがきっかけだそう。

otagi7

本尊には、お寺の再興の勅命を受けた 千観内供が彫りあげた、千手観音像があります。

otagi3

本堂も国指定の文化財です。
方五間、単層入母屋造り、本瓦葺の和様建築で、内部の天井は小組格天井、本尊の位置は二重折上げ格天井。
また、須弥壇の格狭間にも鎌倉様式の美しい曲線をとどめています。otagi4

釣鐘は三鐘となっていて、仏の心を自然界に伝えています。

otagi5

目の不自由な方も仏の心にふれることのできる「ふれ愛観音」

otagi6

拝観料 300円
拝観時間 8:00〜17:00

あだしの念仏寺
バスの場合は「愛宕寺前」の次の停留所「鳥居本」下車です。

あだし野念仏寺付近は「鳥居本町並み保存地区」です。江戸時代の門前町の風情が残っています。

adashino1

無数の無縁仏が放置されてていたのを、弘法大師・空海が埋葬したのがお寺建立のきっかけです。

adashino3

adashino4

境内に並ぶ出土した石仏・石塔は約1万体。
吉田兼好・式子内親王・西行法師といった古人も記録に残した無常観の世界が広がります。

adashino7

adashino8

adashino9

adashino10

adashino11

直指庵(嵐山)

1646年 独照性円が南禅寺栖雲庵から没蹤庵を建てたことが始まりです。
禅の「直指人心(自分の奥底に秘在する心を凝視して、人間が生まれながら持っている仏性を、直接に体得せよ)」の教えに従って「直指庵」と称したのだそうです。

jikishian1

jikishian2

jikishian3

jikishian4

jikishian5

jikishian6

jikishian7

jikishiansetsumei

拝観時間 9:00-16:30
拝観料 500円

庵を訪れた方が、私生活の悩みや訪れた感想を綴った「想い出草ノート」が5000冊以上保存されています。

ジオラマ京都JAPAN

2011年3月にトロッコ嵯峨駅に登場した ジオラマ京都JAPAN

専用駐輪場がありませんので、自転車は近くの有料駐輪場にとめてください。
京都のおなじみの風景の中を電車が走り抜けていくジオラマは大人が見ても楽しいです。

diorama

diorama3

diorama1

diorama4

付き添いさんも満足できる 19世紀ホールのカフェコーナーもあります。

diorama5

diorama6

ドリンクのカップは記念に持って帰れますよ?

diorama7

紅葉シーズンはトロッコ列車も大人気だそうですので、早めに予約しましょう?

diorama8

「十三まいり」のお寺「法輪寺」

horinji1

horinji2

ライトアップの時の画像

horinjilight2.jpg

拝観時間 9:00〜17:00
拝観料 境内無料

法輪寺を出てから渡月橋を渡りきるまでに後ろを振り返ってしまうと、頂いた知恵を返してしまうといういい伝えがあるそうです。

togetsu1togetsu2

arashiyamamomiji1

arashiyamamomiji2

togetsukyolight.jpg

西の遊歩道を歩いていき、めざすは「大悲閣」
「花の山 二町のぼれば 大悲閣」
芭蕉の句で知られる、絶景ポイントでもあります。
また他の場所に移動するためには一度渡月橋まで戻らないといけないし、階段をせっせと登っていかなければならないゆえに保たれているこその静けさですね。

daihikaku1

daihikaku2

大河内山荘から全景が見えます。

daihikaku3

見学時間 10:00〜16:00
拝観料 400円

現在は観光地として知られる嵐山も平安時代には「遁世」する所でした。
渡月橋渡って西にいったところに「小督塚」があります。
平清盛の娘婿の高倉天皇が寵愛していた小督を弔っています。
孫を天皇にして権力を持ちたかった清盛。
娘の徳子になかなか男子ができない中、高倉天皇は美人で琴の名手やった小督に夢中になります。もう一人の娘婿、藤原隆房も小督に心を奪われており、清盛は激怒します。
小督は小督塚があるあたりに隠棲しますが、倉天皇は腹心の源仲国に探してくれるように頼みました。
小督が弾く琴の調べを頼りに見つけ出して、連れ戻されましたが、また清盛に見つかって無理やり尼にされたということです。

kogo1

kogo2

DSC09913

清盛は、正室時子と夫婦仲はよかったと言われていましたが女性問題がありました。
白拍子の祇王を寵愛していましたが仏御前が現れた途端に心変わりしてしまいます。
仏御前は、祇王の計らいで清盛に対面できたのに、自分もいつか同じような目にあうと悟って、同じく嵐山にある祇王寺で祇王たちと一緒に余生を過ごしました。

他にも、源義経の母である常盤御前を妾にしたこともあり、
見そめた名月姫を側室にしようとしたという説もあります。

平家物語でも語られている悲恋の尼寺 祇王寺
竹と楓に囲まれた草庵と美しい緑の苔が印象的なお寺です。

giouji2

giou2

giou3

giou1

祇王寺の苔が展示されています.

gioujikoke1

gioujikoke2

gioujikoke3

滝口入道と横笛の悲恋の寺 滝口寺

takiguchi1

takiguchi2

竹やぶのなかには、滝口入道と平家一門の供養塔 平家供養塔があります。

takiguchi3

本尊に、釈迦と阿弥陀の二尊を祀ることから「二尊院」と呼ばれています。
いずれも重要文化財に指定されています。

nisonin1

nisonin2

嵐山花灯路・ライトアップのときの画像です。

nisoninlight2

常寂光寺
こちらも紅葉の名所で、藤原定家の「時雨亭」があった場所といわれています。階段の上り下りがありますが、小倉山中腹の眺めはやはり素晴らしいですね。

jojakoji1

jojakoji2

jojakoji3

落柿舎

松尾芭蕉の門人、向井去来の遺跡です。
この辺りには何ともいえない静寂が。
鳥の声やししおどしの音は、いにしえの人に思いをはせる時間のBGM。

rakushisya1

rakushisya2

rakushisya3rakushisya6

rakushisya4

rakushisya5

rakushisya7

rakushisya8

rakushisyalight

大覚寺・清涼寺・宝筐院(嵐山)

旧嵯峨御所 大覚寺門跡

門跡寺院とは、天皇または皇族が住職に就かれた寺院のことです。
平安時代、心経写経を始められた嵯峨天皇の離宮として建立され、今も天皇や皇族の方が京都にいらっしゃる際に滞在されます。

秩父宮御殿特別公開

書院造の貴賓館は3部屋あります。
皇族がいらっしゃった際の休憩場のソファールーム
嵯峨天皇の孫、恒寂入道親王の肖像画や花鳥四季図のふすま絵で飾られたお部屋
一番奥の部屋には菊の御紋の入った箪笥が保存展示されていました。

daikakuji1

daikakuji2

daikakuji3

回廊を歩いて行きます。
かなり広さがありますので時間に余裕を持ってくださいね。

daikakuji4

daikakuji5

daikakuji6

daikakuji7

拝観時間 9:00〜17:00(拝観受付は16:30まで)
※寺内行事により内拝不可日有り。 

徒歩10分ほどで、清涼寺(嵯峨釈迦堂)に移動できます。

国宝 釈迦如来立像が安置され、光源氏のモデルと伝えられる嵯峨天皇皇子の山荘があったところでもあります。 
3月15日には大文字送り火・鞍馬の火祭と並んで「京都の三大火祭」に数えられる「お松明」
4月にはゑんま堂狂言・壬生狂言と並ぶ、京都の三大狂言の一つ「嵯峨大念仏狂言」が開催されます。

seiryoji

拝観時間 9:00〜16:00
拝観料 400円

嵯峨嵐山総本家 大文字屋で名物 あぶり餅。
やわらかくって味噌だれが甘くてとってもあっていました。

aburimochi

清涼寺の東側には「嵯峨豆腐 森嘉」もありますのでお土産にどうぞ。

tofu1

住所:京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42
電話番号:075-872-3955

天龍寺御用達「米満軒」
普段遣いの和菓子屋さんのようなお値段で、おいしいのです。

yonemanken

清涼寺の西側にある 宝筐院
白川天皇の勅願によって開創され、楠木正行 足利義詮の菩提所でもあります。

houkyoin1

回遊式の庭園では、頭上で美しく輝く紅葉と、散ってもなお地を美しく染める紅葉とを同時に見ることができました。

houkyoin2

houkyouin3

houkyouin4

houkyouin5

拝観時間 9:00?16:00
拝観料 大人:400円 小中学生:200円

世界遺産にも登録されている天龍寺。
京都五山第一位の寺格を誇る臨済宗天竜寺派の大本山で、日本で最初に特別史跡名勝に指定されたお寺です。

tenryuji

参拝時間 8:30〜17:30(10/21〜3/20は17:00まで)
拝観料 境内無料 庭園参拝 500円 諸堂参拝 +100円
法堂参拝 500円(春・秋特別拝観日と土日曜、祝日のみ公開)

塔頭寺院の宝厳院弘源寺は春秋特別拝観日のみ公開しています。

宝厳院
嵐山を借景とした広大な敷地の回遊式庭園「獅子吼の庭」は春は桜と新緑、秋は紅葉の名所。
江戸時代の「都林泉名勝図会」にも収録された、京都の名所名園の一つです。

hogoin1

hogoin2

hogoin3

hogoin4

hogoin5

hogoin6

hogoin7

hogoin8

hogoin9

hogoin10

hogoin11

嵐山花灯路のときのライトアップ

hokyoinlight1

hokyoinlight2

hokyoinlight4

弘源寺

嵐山を借景とした枯山水庭園は嵐山屈指の眺望。こちらの春の桜・秋の紅葉とも調和がみごとです。残念ながら撮影禁止でお見せできませんが・・
本堂内では日本画などを展示。
幕末「禁門の変」に際して残った柱の刀傷も見所です。

kogenji2

kogenji3

こちらは毘沙門堂と山門の間です。

kogenji1

縁結びの神様としても有名な「野宮神社」
平安時代の斎宮が伊勢神宮参拝する前に身を清めた場所です。
斎宮となった六条御息所の娘が、一年間こちらで潔斎生活を送っていました。光源氏が、自分との仲に絶望して娘についていく覚悟をして一緒に滞在していた六条御息所を訪ねるシーンが、源氏物語の「賢木」に記述されています。
生き霊となって最初の妻、葵の上を取り殺し、死霊となっては紫の上をたたったわけです。教養があり、身分が高く、恵まれているように見えても、気位が高いゆえに愛されなかった彼女に関しては、幸せとは何なのか考えさせられます。

nonomiya

nonomiya1

nonomiya2

nonomiya3

nonomiya4

nonomiya5

参拝時間 9:00〜16:30
境内無料

大河内山荘
往年の映画スター 大河内伝次郎氏が30年を費やした別荘です。

okochi1okochi2

okochi3

okochi4

okochi5

拝観時間 9:00〜17:00
拝観料 1000円

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち嵐山線カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは千里線です。

次のカテゴリは甲陽線です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。