伊丹線の最近のブログ記事

西国街道(伊丹)

伊丹坂を登ってすぐのところに「恋多き女性」でも有名な歌人、
「伝 和泉式部の墓」があります。
宮様、それもご兄弟の心をつかまれるとは。
紫式部も和泉式部の素行不良については非難していましたが、和歌の才能は認めていました。
和泉式部の娘、小式部内侍も、母和泉式部の代作疑惑がかけられるほど天才的な歌才があり、
「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立」の歌で有名な人です。

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旧西国街道には、そこで人々が生活していく中で、成熟さを増した魅力があり、ウォーキングコースとしても人気を集めています。
そんな街並みに茶舗「木陰」はしっとり溶け込んでいて、うっかりしていると通り過ぎてしまいそうになるほどです。

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静岡・嬉野・宇治・滋賀などのお茶の名産地から茶葉を厳選。
お店のたたずまいと同様、控えめでソフトなご主人が丁寧に接客してくださいます。

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木の香りのする 奥のカフェスペースで中庭を眺めながらお茶も楽しむことができます。

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カフェメニューは自家製のどら焼きか、パウンドケーキ付で、いずれもお茶をひきたてる、やわらかでやさしい味わいです。
アイスでも深い味わいの特製ブレンドの煎茶がイチオシです。
昔ながらの手間暇かけたドラム方式で焙煎した「ほうじ茶」も体に優しいです。

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住所:伊丹市高台1-127-7
電話番号:072-744-7318

伊丹緑地(伊丹)

伊丹緑地は猪名野神社の参道から緑ヶ丘公園の近くまで続いています。

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産業道路に出て、「北園1丁目」交差点を東に進むと多田街道。
その道沿いに「辻の碑(いしぶみ)」、南には水車があります。

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旧摂津国は東端は 関戸(京都府大山崎町の関戸院)
西は須磨(神戸市須磨)
北は天王 (三田市母子天王嶺)
南は大小路(堺市大小路)
にわたる地域です。
そしてこれらの端っこからほぼ等距離(七里)つまり「旧摂津国のおへそ」にあたる場所なんですね。

スマイル阪神(伊丹)

伊丹市公設卸売市場内 農産物直売所「スマイル阪神」
どなたでもお買い物できます。

伊丹を中心とする阪神間・川西・三田・宝塚・神戸などの
野菜・お米・お肉・果物・ジャム・お茶などの加工品
パン・お菓子
季節ごとの特産品・苗木・花などがそろいます。

料理教室や加工研修室も併設しています。

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駐輪場も広々?

マイバックとクーラーバックをもってお買い物にいきましょう。

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お野菜はだいたい100円前後です。人気商品は午前中には売り切れてしまうこともあるそうです。
産地直送の新鮮な野菜は持ちが違いますね。特にネギが長持ちするのはうれしい?♪

営業時間:9:30-17:00
定 休 日:木曜日・年末年始(12/31-1/5)

「みやのまえ文化郷」エリア
19世紀フランスの画家オノレ・ドーミエの諷刺版画を中心にユニークな作品をそろえた 伊丹市立美術館
東大図書館「酒竹・竹冷文庫」、天理大図書館「綿屋文庫」と並ぶ日本三大俳諧コレクションの一つ、柿衛文庫工芸センター・旧石橋家住宅・旧岡田家住宅を加えた文化ゾーンです。

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イベントにも使われています。
「伊丹盆梅展」ではワシントンに桜を送ったことでも知られる、東野地区で丹精込めて育てられた盆梅を観賞できます。

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ひなかざり展では明治・大正・昭和のお雛様・かるた・すごろくが展示されます。

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1日だけのバレンタインカフェ
伊丹ちょこリンピック2011参加店のうち4店の「4つの粒チョコセット」550円。
カフェスペースでもいただけましたし、販売もしていました。
飲み物は 300円で抹茶・珈琲・煎茶・手煎りほうじ茶から選べました。

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伊丹郷町の氏神さんとして信仰が厚く、「えべっさん」や「天神さん」など17もの社が並び、商売繁盛、家内安全などのご利益があるといわれている猪名野神社

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猪名野神社の前の和菓子屋さん、「中満」で伊丹の名産品に指定されている酒饅頭おすすめです。外の皮はしっとり、あんこあっさりで美味です。

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瑞ヶ池公園(伊丹)

池を中心に整備された公園で、ランニングコースは自衛隊の方や学生さんが走っておられます。
バラ園や交通公園もあります。

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「ほほえみの樹」は伊丹のお酒 「本醸造 白雪」と米粉をつかったバウムクーヘンです。最近はやりのふわふわしたバームクーヘンとは違って、オーソドックスで、おいしいです。

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住所:伊丹市東野6-6 エル・パラシオ1F
電話番号:072-772-5218


昆陽池公園(伊丹)

もともと奈良時代に僧行基によって築かれた灌漑用ため池です。
古くから和歌の題材としても有名な景勝地でした。

藤原定家は1212年ここを造ったときの情景を「明月記」で次のように表しています。

『新雨初めて晴れ、池に水満つ。恩波風緩やかに豊年を楽しむ。遺松我を迎えるに親故のごとし。郡鳥人に驚きて後先を争う。』

春に卵を温めていた白鳥。

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秋から冬にかけてはカモなどの水鳥が飛来します。

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昆虫館は12月28-31日は休館しますが、元旦からオープンしています。
温室に蝶が飛んでいて、普段見られない昆虫を見ることができます。
展望台からの昆陽池の眺めも素敵ですよ。

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昆陽池公園までのアクセス

阪急伊丹駅前4番のりばから市バスに乗車し、松ヶ丘経由西野武庫川センター前行きで松ヶ丘下車、裁判所前経由西野武庫川センター前行きで昆陽池公園前下車すぐ

阪急宝塚駅から 阪神バス「西野」下車 徒歩15分

注意
鳥や動物には直接触れないようにし、触れたら必ず手洗いとうがいをしましょう(手洗いは昆陽池センターや売店前の手洗い場、公園トイレなどがあります)
また鳥や動物にはえさを与えないでください。

昆陽池の南には、本場フランスとリーガロイヤル、ヒルトンなどの一流ホテルで修行なさったオーナーがオープンされた「パティスリー ニルヴァーナ」があります。こちらもお正月もオープンしています。

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天神川の横にあるウォーキングロードで荒牧バラ公園ともつながっています。

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この道をすこーし行ったところには、「珈琲蔵人 珈蔵」
蔵をモチーフに造られた大人の珈琲店です。
分煙されていて、「公達」「蔵人」など、珈琲に雅な名前がついていてお庭をながめながらいただけます。

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住所:伊丹市瑞原2丁目1-1
電話番号:072-773-0075
営業時間  9:00?23:00 年中無休

墨染寺・有岡城跡・郷町長屋(伊丹)

元禄時代の俳人・上島鬼貫親子の墓がある「墨染寺」

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「秋は物の月夜鳥はいつも鳴」の句碑

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古城庵跡

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JR伊丹駅前には伊丹市の姉妹都市ハッセルト市から贈られた「フランドルの鐘」と、「有岡城跡」があります。

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有岡城跡公園から伊丹の酒造をそのまま利用して作られた地ビールと日本酒のアミューズメント施設 白雪ブルワリービレッジにいたる道は「郷町長屋」
昔の街並みのように新しく作られたエリアで、カフェやレストラン、お店が並びます。

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ところで、濁った白いお酒から、今の三段仕込の透明な清酒を造った発祥の地が伊丹なのだそうです。
透明なお酒になってから 昔は伊丹から山を越して人力で 京都に献上していたそうですが大変なので、甲南・灘に酒造を移して海と淀川を舟を使って京都まで運ぶようになったわけです。

ちなみにワシントンに送った桜、東京の荒川の桜を、苗木に育てたのは伊丹の東野にあった植木屋さんだそうです。

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法厳寺 クスノキが立派です。

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緑ヶ丘公園(伊丹)

梅の名所としても有名で、毎年「観梅と野点の会」が開催されます。

江戸時代 酒造業で栄え、財力のあった酒造家たちの元には、多くの文人墨客が集い、独自の文化をはぐくんできた伊丹。茶道文化もその一つです。
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村重も千利休と親交がありましたね。
オリジナルの抹茶「有岡の翠」でおもてなしされるそうです。梅の苗木・南京桃・甘酒・ぜんざいなどの屋台も出て、賑わうイベントです。

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こちらは中国古来の庭園建造物で、中国佛山市より、友好都市締結5周年(平成2年)を記念して寄贈された 亭(賞月亭)

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「平安初期に京都や大宰府などに設けられた外国の来客接待施設のことで、白鳥が旅をしてきて翼をやすめる館」という意味の「鴻臚館」

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公開日
1月4日?12月28日 毎週火・木・土・日曜日
10:00?12:00 13:00?15:00 
3・4・5・10・11月の第2日曜日はお茶会接待あり(有料)
※なお、行事等で見学できない場合があります。

阪急伊丹駅1番のりばから市バスに乗車し、鶴田団地行き、北野行き、荻野南行きで「瑞穂小学校前」下車
阪急バス 阪急石橋駅から「西宮北口行」阪急西宮北口駅から「石橋行」に乗車し「体育館・市民プール前バス停」下車すぐ

ブーランジュリー グリム(伊丹)

神戸の「フロインドリーブ」で修行した方のお店。
御主人がモクモクとパンを焼き、奥様が明るく迎えてくださいます。
今や伊丹の人気パン屋さん ブーランジェリー グリム

電話予約すると、窓口で受け取ることができるシステムがあります。
これは車の人だけでなく実は自転車の人やお子さん連れの方にもうれしいサービスなのです。
結構大荷物だと全部持って入るのが大変なのでね。

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子どもさんが遊べるおもちゃもディスプレイ。

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その場でクリームをつめてくださる、シュークリーム

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特に食パンが香りからしておいしいんです?
何もつけなくてももちろんおいしいですが、
シンプルに具をはさんだサンドイッチにするとまた引き立ちます。
予約でいっぱいです。
店内には趣向を凝らしたパンが並びます。
夕方に行くとほとんど残っていないことが多いです。
「ブルーベリーチーズ」と「牛すじこってり 黒カレーパン」がお気に入りです。

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阪急電車もお好きなのだそうです。

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住所:伊丹市西台3-7-27
電話番号:072-779-8173
営業時間:8:00?19:30(売り切れの場合、早めに閉店することがあります)
定休日:月曜日

アントン(伊丹)

1983年創業の伊丹のイタリアンレストラン アントン

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親しみやすくて、それでいてきちんとした雰囲気。
量を増やせばサービス、と思っているところはあるけれども、
少なくしてというのも聞いてくれて、ちょっと安くしてくれるし(但しコースのみ 混雑時はできない場合もあります)アレルギーの対応もOKというところはなかなかないのでは。
これで小食になってしまったおじいちゃんやおばあちゃんも連れて行ってあげられます。
お料理はパンやデザートにいたるまで手作り。中村さんにも小さなお孫さんがいて、「子連れ歓迎」ですので誕生日パーティーもできますよ。

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有頭海老入り(または蟹)クリームトマトのリングイーネやビーフシチューもすごくおいしいですよ。

最近注目しておられるのはヨーロッパでは高級食材の「鹿肉」
あっさりしていて身もしまっていておいしいです。
アントンでは、佐用町や丹波市から仕入れているそうです。

メニュー例 ※仕入れ状況によってない場合やメニューが変わることもあります。
・鹿肉のスモーク ¥800
・鹿レバーとハートのスモーク¥1000
・鹿肉のミートボール ¥700(S)¥1200(M)
・鹿のミートソース ¥1200
・鹿モモ肉のカツレツ ¥1400
・鹿ロースのステーキ ¥2100
・鹿スネ肉の赤ワイン煮 ¥1600

農作物被害をもたらす鹿を捕獲し、そのまま処分してしまわずに食肉に活かせば、海外からの輸入に頼っている国内の食糧が確保できます。
牛肉アレルギーの代替食としても期待できます。
実際牛肉がだめな人には、うさぎ肉や馬肉、鹿肉、羊肉の代替食品があるのですが、まだまだコストがかかるので高価。取り扱っているお店も少ないのです。
過疎化に悩む山間部での雇用が確保できます。
地元にもレストランやご当地料理ができれば観光アピールにもなります。

カロリーは、牛肉や豚肉の約3分の1、脂肪分においては、80分の1。
必須アミノ酸・ビタミン・ミネラルが豊富で、特に鉄分は吸収率が高いそうですので、貧血防止や成人病予防にも期待できます。
また、鹿肉のコラーゲンは、他の動物に比べてアミノ酸の粒子が小さく、
体内に吸収しやすいのだそうです。
楊貴妃も美容の為にシカ肉料理を食べていたくらいです。

住所:伊丹市西台3-1-12
電話番号:072-770-2923
営業時間:11:30?15:00(ランチタイム)
15:00?17:00(ティータイム)
17:00?22:00(ディナータイム)21:00(ラストオーダー)
定休日:水曜日
(たまに不定休日も有り。貸切パーティー等は、定休日でもOK)
今年度は12/31?1/2お休みです。

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