法輪寺・大悲閣千光寺・渡月橋・小督塚(嵐山)

「十三まいり」のお寺「法輪寺」

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ライトアップの時の画像

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拝観時間 9:00〜17:00
拝観料 境内無料

法輪寺を出てから渡月橋を渡りきるまでに後ろを振り返ってしまうと、頂いた知恵を返してしまうといういい伝えがあるそうです。

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西の遊歩道を歩いていき、めざすは「大悲閣」
「花の山 二町のぼれば 大悲閣」
芭蕉の句で知られる、絶景ポイントでもあります。
また他の場所に移動するためには一度渡月橋まで戻らないといけないし、階段をせっせと登っていかなければならないゆえに保たれているこその静けさですね。

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大河内山荘から全景が見えます。

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見学時間 10:00〜16:00
拝観料 400円

現在は観光地として知られる嵐山も平安時代には「遁世」する所でした。
渡月橋渡って西にいったところに「小督塚」があります。
平清盛の娘婿の高倉天皇が寵愛していた小督を弔っています。
孫を天皇にして権力を持ちたかった清盛。
娘の徳子になかなか男子ができない中、高倉天皇は美人で琴の名手やった小督に夢中になります。もう一人の娘婿、藤原隆房も小督に心を奪われており、清盛は激怒します。
小督は小督塚があるあたりに隠棲しますが、倉天皇は腹心の源仲国に探してくれるように頼みました。
小督が弾く琴の調べを頼りに見つけ出して、連れ戻されましたが、また清盛に見つかって無理やり尼にされたということです。

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清盛は、正室時子と夫婦仲はよかったと言われていましたが女性問題がありました。
白拍子の祇王を寵愛していましたが仏御前が現れた途端に心変わりしてしまいます。
仏御前は、祇王の計らいで清盛に対面できたのに、自分もいつか同じような目にあうと悟って、同じく嵐山にある祇王寺で祇王たちと一緒に余生を過ごしました。

他にも、源義経の母である常盤御前を妾にしたこともあり、
見そめた名月姫を側室にしようとしたという説もあります。

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このページは、Yukariが2011年10月 5日 12:03に書いたブログ記事です。

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