一庫ダム

一庫ダムでは、平日の10時-16時 見学を随時受け付けています
社会見学や夏休みの自由研究にもオススメです。

ダム建築技術はもちろん、ダム周辺の動植物の観察、水の大切さや生態系、ダムの容量の計算、水圧、重力、水力発電の仕組み、仕事の原理・・・年齢に応じた生きた学習の宝庫です。
経験と結び付いた学習は印象に残りますね。

一庫ダムでは、外来魚対策にも取り組んでいます。
一庫ダム湖では、年々外来魚が増え続け、88.5%ものブルーギルがいるそうです(H22年度)
ブルーギルを釣られた方は、湖に戻さず、ダム管理所に持ってきてくださるようご協力をお願いいたします。

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山下駅から30分ほど歩くとダムが見えてきます。これまで住宅地だった風景が里山の風景に。

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一庫ダムは昭和43年から昭和59年までの16年と638億円をかけて建設されました。
高さ75m、幅285m、総貯水容量3,330万立方メートル

ダムの流水量を調整することにより、猪名川の洪水調節や既得取水の確保・河川環境保全ができます。
また、尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、川西市、猪名川町の5市1町と、池田市、豊能町の水道水を供給するという大切な役割を果たしています。

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ダム見学は海底トンネル探検のようで楽しいです。
コンクリートを隔てた向こうは水深50mの湖底のため、真夏でも15度くらいでひんやり。

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点検用の通路に向かう288段の階段

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赤い管理橋の上では放水の様子を間近に見られます。

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最後にダムの放水をリモートコントロールできる管理室へ。
天気や降水量・川の増水の様子もここで確認できます。
水深によって温度が変わるので、生態系を壊さないようどこの水を放水するか、なども考えて行うそうです。

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上流まで足を伸ばすと、兵庫県立一庫公園にも行けます。

一庫ダムへのアクセス
山下駅から阪急バス能勢町宿野行き、または口山内行きで 約10分
「一庫ダム」下車徒歩7分

山下駅のレンタサイクル 電動自転車がオススメです。 

※申し込み時には、運転免許証、保険証、写真付社員・学生証等、ご自身を証明できるものをお持ちください。

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このブログ記事について

このページは、Yukariが2012年8月18日 22:02に書いたブログ記事です。

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