水無瀬神宮・桜井駅跡・島本町歴史文化資料館(水無瀬)

平安時代、水無瀬神宮のもととなった後鳥羽上皇の離宮、水無瀬殿は、増鏡でもおなじみでした。
宮司を務める水無瀬家には、約400年伝わる「水無瀬駒」があります。

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名水百選「離宮の水」は行列ができるほど人気です。
マナーを守ってご利用くださいね。

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旧西国街道に沿ってすすんだところ、2008年に開業したばかりのJR島本駅前には「桜井駅跡」と、「島本町歴史文化資料館」があります。

ここでいう「駅」とは大化の改新以降、幹線道路に中央と地方の情報を伝達するために馬を配置した役所のことです。

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湊川へ出陣する正成が息子正行に遺訓を残して河内へ引き返らせたことが「太平記」に記され、「楠公父子決別の場」として知られています。

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大阪府青年の家の改修を行い、2008年4月にオープンした「島本町立歴史文化資料館」展示コーナー、書籍コーナーなど充実しています。

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水無瀬駅から山手に進むと、天王山トンネルに入る直前の名神高速道路のすぐそばを走ることができる道があります。

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見わたせば 山もとかすむ 水無瀬川  夕べは秋と なに思ひけむ (後鳥羽院)
「水無瀬川」とともに枕詞として多くの歌人に詠まれた「水無瀬の滝」も今では名神高速道路をくぐった先に・・・
こちらは、水無瀬の滝ができる元となった天王山断層です。

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雨を司る神、竜神様が祀られています。

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滝の近くには「東大寺 春日神社」

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このページは、Yukariが2011年9月14日 13:17に書いたブログ記事です。

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