曽根駅西側は遺跡や、室町から戦国を中心とした原田城跡が存在する 歴史・文化財の宝庫です。
国登録有形文化財 旧羽室家住宅は、土日の12:00-15:30のみ公開されています。
阪急宝塚線の開通以来、郊外住宅地が開発されるなか、城跡付近の一角を住友化学工業株式会社の役員 羽室氏が購入され、個人の住まいとして建てられたものです。見た目は質素な中にも細部にこだわった意匠が見られます。
建築当初からのものが保たれているのですね。
一階の続き座敷建築材に栂材を多用廊下の天井は一枚板。窓ガラスも一枚板。少し空気が入っているのは手延ばしの証拠。
階段の網代天井
全体的な「和風」の中に「洋風」を取り入れた応接室。
アール・デコ風の応接室の暖炉です。