世界の貯金箱博物館・尼信博物館

尼信記念館

尼信博物館前にあり、尼崎信用金庫の旧本店を明治時代に建築された当初の赤レンガをそのまま使って復元したものです。
尼信博物館には、「城下町尼崎展」コーナー、世界170国のコイン2500枚を見ることの出来るコインミュージアムがあります。すぐ近くには、世界一のコレクションを誇る世界の貯金箱博物館も。

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世界の貯金箱博物館

1970年代初めから貯蓄と人々のかかわりを示す貴重な文化資源として貯金箱の収集を初め、一般公開することを検討し始めたそうです。
1984年、レンガの建物「尼信記念館」にて、日本の昔の貯金箱を中心に内外の貯金箱約600点を展示した「昔の貯金箱博物館」をオープンしました。
その後、コレクションが増えて手狭になったので、2代目本店に移転、「尼崎信用金庫 世界の貯金箱博物館」として1990年に再オープンしました。

現在では、寄贈された方たちのコレクションも加わり、世界60ヵ国、約13,000点に及ぶ世界一のコレクションを誇ります。
その中から、約2,500点を常設展示しています。
歴代タイガース預金の展示もありますのでファンの人も是非どうぞ〜

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43号線を越えたところにある中在家町は、1618年に開始された尼崎城の築城にともなって、住人らを城の西方に移らせ新たに建設し、魚市場・魚問屋で栄えた町です。近世には瀬戸内海一帯の魚が集散し、京都や大阪に出荷していましたが、漁船が直接大阪に入港したり、鉄道敷設にともない衰退していきました。震災後は当時の面影をほとんど失っています。魚の集散地である尼崎らしい産業として、かまぼこ・てんぷら・醤油などの水産品加工業が盛んになりました。

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参考文献 尼崎絵地図(国土交通省 近畿地方整備局 神戸港湾事務所発行)・図説尼崎の歴史

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このページは、Yukariが2011年8月16日 23:21に書いたブログ記事です。

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